2005/03/24〜25

山梨県 身延七面山 滝修行


3月24日〜25日に山梨県にある日蓮宗 身延七面山に登り参拝と滝行を行ってきました。
今回は星野英正プロの後輩である久保超路プロ、ETGA所属の井殿プロや研修生と関係者の総勢8名で行ってきました。

名古屋駅でみんなと合流し新幹線で新富士駅まで行きそこからレンターカーで山梨県南巨摩郡にある身延七面山の登山口を目指します。この日は昼からの雨で登山・滝行には最悪のコンディションです。 なぜ最悪かと言うと七面山は海抜約2000メーターの山ですので、下界の雨はこの時期でも雪です。まして滝行は水量が増えるので恐ろしい滝行になること間違いなしです。
登山口に午後10時過ぎに到着しました。雨がやんでいたので先発隊(時間の掛かる組)は早速登山開始です。
七面山は修行の山ですのでかなり厳しい登山なので並の人であれば4時間以上は掛かります。
軽い仮眠の後午前1時30分僕たちも登山開始です。

七面山は一丁目から始まり四十六丁目が山門です。山門から長い石段を登り到着します。
途中三十丁目辺りから雪が積もっていてアイゼン無しでは上がれなくなってきました。
山頂に近づくにつれ雪が深くなってきます。気温は氷点下10度くらいです。
午前5時前に無事到着。
仮眠の後、本堂で七面大天女様の御開帳をして頂き、それぞれの祈願の為のお経を上げていただきました。
8時過ぎに朝食を採り(朝食と言っても山のお寺の食事は質素でご飯に味噌汁、塩こぶと漬物だけです。)下山開始です。
上りもきついですけど下りはもっときついです。三十六丁目の山小屋で休憩をしましたがその時点で膝・太ももはガクガクです。

11時過ぎに全員下山し次は滝行です。
七面山には大きな滝が二つあります。ひとつは「白糸の滝」もうひとつは「日朗雄瀧」です。
白糸の滝は徳川家康の側室「お万の方」が身を清め七面山の女人禁制を解いたといわれる滝で、日朗雄瀧は修行僧の方たちが修行される滝です。僕たちは修行をされている方たちと日朗雄瀧に入ります。
この時点での気温は零度です。天気は快晴で暖かく感じますがかなり寒いです。

僕が最初に滝に入り順次みんなが入ります。
まだまだ寒いこの時期の滝行は想像を絶するものがありました。